芸能
佐渡の人たちは、唄や踊りを楽しむことが、人一倍好きなのだと思う。そうでなければ、これほど多くの芸能が受け継がれはしないだろう。「芸能の島」と言われるほど、佐渡の芸能は多種多彩。 京から貴族が流されて来たことや西回りの航路が開かれたことによって、古くから北陸や西日本の影響を強く受けているといわれる。脈々と伝承され、普段の暮らしの中にしっかりと息づいている佐渡の民俗芸能。それらは佐渡独自のものが多く、旅人にとって興味深いものばかり。島の人といっしょになって、佐渡の芸能を満喫するのも悪くない。(出典:(本家)佐渡百選HP)

佐渡の薪能能の盛んな佐渡で、奉納行事として行われる。6月に多い。
佐渡の能舞台野外の能舞台や能楽堂など、現在も30以上が残る。
鬼太鼓鬼が太鼓に合わせて舞う、佐渡独特の芸能。
おけさ佐渡の代表的な民謡。相川や小木で発展。
春駒馬を操っているように舞いながら語るユニークな芸能。
つぶろさし「つぶろ」を持って踊り子孫繁栄を祈願するユニークな芸能。
獅子舞普通の獅子舞とは異なる芸能。両津・赤玉地区が代表的。
ちょぼくり羽茂・大崎地区に伝わるユーモアたっぷりの大道芸。
人形芝居説教・のろま・文弥の3種。いずれも国重要文化財。
お田植え神事田植えの様子を模して演じ豊作を祈る伝統芸能。
鼓童佐渡を拠点に世界中で活動する太鼓芸能集団。

芸術
佐渡には、独自に花開いた芸術がたくさんある。島という地理的な条件や気候風土が、独自の完成を育んだのか。あるいは、佐渡の文化は流人がもたらした貴族文化、奉行や役人が持ち込んだ武家文化、商人や船乗りが運んだ町人文化が、渾然一体となって独自の文化を育んできた。佐渡のそこかしこに点在する芸術作品が、きっと旅の満足度を高めてくれる。(出典:(本家)佐渡百選HP)

無名異焼金山付近の赤土を用いた陶器で色が独特。人間国宝も存在。
裂き織り使い古した木綿を裂いて織るという民芸品。
佐渡版画村美術館全国でも珍しい版画専門美術館。「はんが甲子園」も開催。
竹細工竹の産地でもある佐渡の伝統工芸。体験施設もある。
土田麦僊佐渡出身の画家。切手にもなった「舞妓林泉」が有名。
蝋型鋳金沢根地区の佐々木氏などによる伝統工芸。人間国宝。
日本アマチュア秀作美術館世界でも類を見ない異色の美術館。名誉館長に森繁久弥氏。


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