勝手に佐渡百選 惜しくも落選
惜しくも選考から漏れた佐渡の魅力たちを紹介します。

表中の
★: 残念度(★3つは次点)
本家: 「本家」佐渡百選で選出されていたが、今回落選となったもの




歴史・伝説・寺社・信仰
石名清水寺・木食仏相川★★★本家
木食上人が残した木彫りの仏像を木食仏という。木食上人は天明の初めに佐渡に渡り、精力的に島内各所を廻って仏堂を再興し、仏像と書道軸を残した。石名清水寺には、華師如来像・地蔵菩薩像や梵字版などが安置されている。またこの寺は、市天然記念物の大銀杏があることでも有名。
エスライフ・佐渡百選佐渡観光協会

長安寺両津★★本家
天長8年(831)開基と伝えられる古い寺。若狭(福井県)の海中から拾い上げられたものが寄進されたと伝わる通称「朝鮮鐘」と、平安時代の木造阿弥陀如来坐像(いずれも国重要文化財)がある。遠い昔、この地方が若狭方面と強い関係があったと思われて興味深い。
エスライフ・佐渡百選(佐渡の仏像)エスライフ・佐渡百選(銅鐘)佐渡観光協会

黒木御所跡佐和田★★本家
順徳上皇の仮宮跡といわれ、皮つきのままの丸木で造られた粗末な宮であったところから、黒木御所と呼ばれたという。
エスライフ・佐渡百選佐渡観光協会

北条家住宅佐和田本家
佐渡への遠島後、相川地区で漢方医として自活の道をとった北條家の祖・道益は、赦免になると国仲に移住。代々医者として現在も子孫が続いている。建物は18世紀後半のものと思われ、越後民家に比べて木柄が細く、座敷回りも繊細、佐渡を代表する貴重な民家である(国重文)。
エスライフ・佐渡百選

国分寺跡真野本家
天平宝字8年(764)に落成したと考えられる佐渡国分寺は、北陸地方では珍しい瓦葺き屋根の佐渡最古の寺院だったが、享禄2年(1529)の火災で消失。塔・金堂・回廊・講堂・南大門などの礎石に、壮大な伽藍の様子をしのぶしかない。
エスライフ・佐渡百選佐渡観光協会

長者ヶ平遺跡・考古博物館本家
佐渡南端の小木半島のほぼ中央部の標高約175mの丘陵上に所在する縄文時代前期〜後期初頭にかけての集落遺跡で、多量の土器や石器が出土し、住居跡,土壙(どこう),配石遺構などが検出されている。出土した遺物は、考古資料館に展示して一般公開中。
<考古博物館:入館料>400円
エスライフ・佐渡百選

玉作遺跡本家
国中平野には多くの玉作遺跡が存在する。新穂玉作遺跡はその最大のもので、昭和13年(1938)に新穂の計良由松が、国仲平野の水田地帯で弥生土器・赤玉石・碧玉製の菅球などを発見。これからの遺跡が赤玉石(鉄石英)と青玉石(碧玉)を用いて細形管玉を制作する玉作遺跡であることを明らかにした。畑野・下畑地区なども代表的。
エスライフ・佐渡百選


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