勝手に佐渡百選 惜しくも落選
惜しくも選考から漏れた佐渡の魅力たちを紹介します。

表中の
★: 残念度(★3つは次点)
本家: 「本家」佐渡百選で選出されていたが、今回落選となったもの




自然・風景
城ヶ平・佐渡一国義民殿真野★★★本家
小佐渡山脈の山ふところ、国仲平野を見下ろす標高150mの丘「城ヶ平」は、真野湾・両津湾を見渡す展望が素晴らしい。山頂には、農民一揆を率い、打ち首にあった島民ら26人がまつられる「佐渡一国義民殿」がある。
エスライフ・佐渡百選

弁慶のはさみ岩相川★★★
相川から尖閣湾に向かう道沿いの海側に、岩の間に挟まったくさび型の石(岩)がある。昔「佐渡弁慶」とよばれた島一番の力持ちが鬼と力比べをした時、近くにあった大きな岩を遠くまで投げ飛ばし、それが岩の間に挟まったと言う伝説がある。落ちそうで落ちない。

相川五段の滝相川★★★
岩屋口集落の北、海府大橋の手前の県道佐渡一周線沿いにある滝。橋のすぐ山側が崖となっていて、落差は約30mで距離が近いのでなかなかの迫力。海府大橋に近いため「大ザレの滝」と混同されることが多いが、別の滝である。

紅葉山公園赤泊★★本家
佐渡一の紅葉の名所として知られる景勝地で、女神山・男神山の南側一面に約5千本の紅葉がみられる。公園内は遊歩道や展望台、野外ステージなどが整備されており、男神山頂へも登頂できる。
エスライフ・佐渡百選佐渡観光協会

越の長浜・人面岩真野★★本家
真野湾の西側に位置し、夕日が美しい海岸として有名。また大野亀に次ぐカンゾウの大生息地でもある。人面岩は越の長浜に立ち、名のとおり、遠くを見つめる人間の横顔にそっくりな岩。高さ10mほど、夕映えの頃になると太陽のあたり具合で、上に乗った岩が海をじっと見つめる老漁師の顔に見えると話題になっている。
エスライフ・佐渡百選佐渡観光協会

天狗塚赤泊★★
赤泊港から車で15分ほど上がった高台(標高404m)にある小高い山。赤泊の港から遠くは佐渡海峡、新潟の弥彦山・角田山まで一望できます。ここで大天狗・小天狗が厳しい修行に励んだという民話が伝えられており、頂上には天狗の像がある。

津神島公園・竜王岩・赤亀岩・弁慶岩両津本家
小佐渡東海岸にある奇岩群。津神島公園は自然が造る珊瑚の公園。大川から朱塗りの橋を渡ると津神島で、小さな島ながら奇岩にかこまれ、磯釣りの好適地ともなっている。竜王岩は順徳上皇の伝説で知られる巨岩。赤亀岩は小亀を助けるために犠牲となった親亀が、この岩になったとの言い伝えがある。弁慶岩は弁慶が運んだことがあるとうわさの巨岩。
エスライフ・佐渡百選

花・植物・動物
御番所跡の村雨の松両津★★★本家
海上保安所敷地内のクロマツの大木。江戸時代の番所があったため御番所の松と呼ばれていたが、尾崎紅葉が村雨の松と命名した。この木にまつわる伝説もある。
エスライフ・佐渡百選佐渡観光協会

真野公園の桜真野★★★
4月中旬、2000本の桜が咲き誇る島内随一の桜の名所。桜まつり期間中は夜間ライトアップされ、盆栽展やお花見俳句大会、観桜会ステージ等が行われる。
佐渡観光協会

新穂のはす新穂★★
新穂地区で村殿と呼ばれていた小領主が分立、この地方の豪族の邸宅として作られたと思われる「青木城跡」・「新穂城跡」がある。いずれも特徴は県下でも珍しい、土地を水堀が囲んでいるところにある。春の桜と夏のはすの花が素晴らしく、はす祭りも行われる。
エスライフ・佐渡百選佐渡観光協会

石抱きの梅真野★★
順徳上皇お手植えの梅といわれ、幹が岩の間から出ているようになっていて、石を抱いているように見えるめずらしい木。真野御陵へ行く途中の民家の中にある。

八幡のチューリップ畑佐和田★★
佐和田・八幡地区の国道350号線から少し海側に入ったところで、広大なチューリップ畑が見られる。見ごろは4月下旬。商業用のためにすぐに花が摘み取られるため、期間はかなり限られる。

和木山の栃林両津本家
両津地区の和木山は、栃の大木が山奥に散在する栃の産地で、内海府が一望できる絶景ポイント。和木川などの豊かな自然も残る。ただし狭い林道を通るためアクセスは困難。
エスライフ・佐渡百選

田切須地区の照葉樹林帯真野本家
真野地区・田切須にある、ヤブツバキの防風林(くね木)、北限のアカガシ林・椿の巨樹など。市指定天然記念物のヤブツバキ林・樹高8〜10mのヤブツバキ300余株が群生する島内一の規模の林。
エスライフ・佐渡百選


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